上肢(腕や手指、肘関節など)の障がい、下肢(股関節、膝関節など)の障がい、体幹障がい (座位、立位などの姿勢の保持が難しいこと)、脳病変による運動機能障がい(脳性まひ)などがあり、それらのいくつかを複合している場合もあります。

心臓機能障がい、腎機能障がい、呼吸機能障がい、ぼうこう、直腸の機能障がい、小腸機能障がい、免疫機能障がいの6つを総称して内部障がいといいます。いずれも生命の維持に関わる重要な機能の障がいです。臓器本来の働きを補助するために通院や治療機器の装着のほか、日常生活が制限される場合があります。

身体障がいには視覚障がい、聴覚障がい、肢体不自由、内部障がいなどの種類があります。基本的には体の一部が不自由なこと以外は健常者とほぼ変わりませんが、高次脳機能障がい(交通事故などで脳に障がいが残るもので、記憶障がいなどを引き起こす)など、他の障がいも重複して患っている方も多くいます。

個々で必要な設備や配慮は異なるため、特性にあったものを設置。危険のない職場にすることが大切です。 職員全員が配慮を持った行動を心がけましょう。

症状が様々なので、一概に何が向いているかは言えませんが、共通して力仕事や、移動が多い職種は避けたほうが良いでしょう。事務所内で座ってできる事務作業などに向いている人が多いです。

知的障がいとは「知能の遅れが明らかであること」「適応行動に制約や困難を伴うこと」「発達期に生じる障がいであること」などで定義されており、客観的基準においては知能検査において知能指数(IQ)が70から75以下の場合を言います。なお、発達期(おおむね18歳まで)を過ぎて事故や病気で知的に問題が発生した場合は知的障がいとしては扱われません。

知的な発達に遅れがあり、意思交換(言葉を理解し気持ちを表現することなど)や日常的な事柄(お金の計算など)が苦手です。ただ、興味を示すことや、一度覚えたことに対しては、ずば抜けた集中力を発揮し、健常者以上の作業効果を生み出すことも可能です。

作業工程を細分化、単純化し、手順や見本を示して繰り返し練習することが必要です。

作業工程が多い、または複雑な作業はなるべく避けるようにしましょう。同じことの繰り返しが苦にならない傾向があるので、単純な軽作業や清掃業務などに向いている人が多いです。

うつ病には大きく分けて二つの種類があります。ひとつは抑うつと言い、気分が落ちたり、何もやる気がなくなったり、物事に対する関心や興味がなくなったりする状態です。もうひとつは躁うつと言い、抑うつとは反対に気分が高揚しすぎてしまい、何でもできると思い込んでしまうなどの症状があります。また、これらふたつの症状を併せ持つ双極性障がいと、抑うつのみの症状が見られる単極性障がいとに分けられます。

精神障がいには、統合失調症、うつ病、神経症(不安障がい)、アルコール依存症、認知症などが含まれます。精神的な病のため、見た目では分かりにくいのが特徴です。また、軽度の人や、服薬で調子を管理できる人、症状が改善傾向にある人など、健常者とほぼ変わらない人も多くいます。

ジョブコーチや弊社のような事業所などの専門知識を持った者と連携をとり、出勤時間、残業時間、仕事量などの調整が必要です。

軽度の人や、症状が改善傾向にある人であれば、ありとあらゆる職種に対応可能でしょう。ただ、共通して言えることは、環境の変化や長時間の労働が苦手ということです。上記でも述べている通り、精神障がい者の場合は、職種の選定よりも労働条件や職場環境を整えることが大切です。

発達障がいとは生まれつき脳の一部の機能に障がいがある事で発生する症状で、自閉症スペクトラム(広汎性発達障がい)、学習障がい(LD)、注意欠陥多動性障がい(ADHD)などがあります。発達障がいは見た目では分かりにくく、「本人のやる気がない」、「努力不足」、「親のしつけが悪い」などの誤った解釈や批判を受けてしまうことがあります。また、本人自身も、「自分は頭が悪い」、「集中力がないのは性格のせい」などと誤解したまま成長し、大人になってから発達障がいであることに気付く人も少なくありません。

自閉症スペクトラム(広汎性発達障がい)
自閉症スペクトラムには、知的な遅れが伴う自閉症、知的な遅れが伴わない高機能自閉症、言葉の遅れが見られないアスペルガー症候群などがあります。これらの症状で若干の違いはありますが、どれも自閉的な症状(強いこだわりや対人関係の困難さ)を持っていて、総称したものを自閉症スペクトラムと言います。

学習障がい(LD)
学習障がいとは、知的に遅れはないものの、読み・書き・計算など、特定の学習分野についての習得が困難な障がいです。

・注意欠陥・多動性障がい(ADHD)
注意欠陥・多動性障がいとは、不注意・多動性・衝動性を特徴とする行動障がいです。落ち着きがなかったり、突発的または衝動的

発達障がいとは生まれつき脳の一部の機能に障がいがある事で発生する症状で、自閉症スペクトラム(広汎性発達障がい)、学習障がい(LD)、注意欠陥多動性障がい(ADHD)などがあります。発達障がいは見た目では分かりにくく、大人になってから発達障がいと診断される人も少なくありません。

上記の通り、発達障がいは見た目ではすごく判断が難しい障がいですので、精神障がい者同様、支援機関と連携をとり、職場環境を整えることが大切です。

接客業や電話対応など、正解がなくその場で臨機応変さが求められる職業は避けたほうが良いでしょう。もちろん個々の特性にはよりますが、作業の内容や目的が明確な業務に向いている人が多いです。

高次脳機能障がいとは何らかの原因で脳が損傷を負った場合に発生する神経心理学的障がいの総称です。記憶障がい、注意障がい、遂行機能障がいなどの認知障がいが含まれ、いわゆる「認知症」とよく似ています。認知症との違いは、認知症は症状が進行するのに対し、高次脳機能障がいは症状が発生時から進行することはなく、リハビリによって改善されることがあるということです。

新しいことを記憶するのが難しかったり、一度覚えたことをすぐに忘れてしまったりすることが多いので、作業工程を紙媒体でマニュアル化するなど、業務を見える化すると効果的です。

知的障がい同様、複雑な業務は覚えるのが困難な為、向いているとは言えません。単純な作業で毎日同じことの繰り返しとなる作業が良い場合が多いです。